第43回   技法研修会

「初級研修」・「初・中級研修」の2つを開催します


初級研修

テーマ:確かな催眠誘導技術を身に付ける
講師:水野 泰行


    当学会の初級研修会は催眠誘導ができるようになることが目的の一つである。その上で中・上級研修で臨床応用を学び、実際に催眠を用いて患者やクライエントの援助をしてもらうのが、われわれが『“臨床”催眠学会』を名乗っている理由だ。催眠というとしばしば派手な技術や現象にスポットを当てられがちだが、実臨床で重要なのはあらゆる心理臨床の基礎と同じでコミュニケーションや見立て、臨機応変な対応能力である。本研修会では催眠誘導の技術はもちろん、その技術で実際に催眠が使えるようになるコミュニケーションにも重点を置いて、初学者には初めて催眠を使った体験を、経験者には自分の催眠を再点検し腕を磨く体験を提供したい。 


初・中級研修

テーマ:指示的面接の働きかけを効果的にする
                  介入の下地過程を意識する
講師:吉川 悟


   エリクソンの催眠誘導などの過程で多用されている利用技法(ユーティライゼーション)について、宮田は面接の多様な場面での活用が可能であると示している。そして、その解釈を拡大し、クライエントの日常の習癖や行動指標などに留まらず、意図や信念、期待や希望など、その可能性を広げることにより、治療者がクライエントに与えようとする指示や課題の効果が大きく異なる結果に繋がると考えられる。

   当日の演習では、介入の下地過程に不可欠だと考えられる①文脈構成の基礎から応用、②クライエントのいろいろな面をユーティライズする、という課題を通じて、下地過程の効果を高めるプロセスを体験していただく予定である。

初・中級研修受講時の注意事項

≪(初・中級研修に)ビジター参加される場合≫

1.修了証は「ビジター参加」となる。

2.この研修後に本学会会員となり、中級以上の研修を受ける際には、通常の初級研修(倫理の時間及び相互実習時間を担保するため)を受講することが必要になる。

3.「ビジター参加」の場合は、会員後の資格取得の際には受講履歴にはカウントされない。

≪既会員で(初・中級研修を)受講される場合≫

1.修了証は「初中級」として発行する。

2.資格認定における初級・中級の種別は、初級または中級のいずれかを選択することができる。

技法研修会  参加費(事前申込のみ)

【初級】

正会員:14,000円

学生会員:10,000円

非会員:16,000円

【初・中級】
正会員・学生会員・非会員:12,000円